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夫が家事をしてくれない

年若い夫が、妻の父親に相談する。

「僕が話しかけても、答えてくれないんですよ」

義理の父親がショットグラスに口をつけて彼に言う。
「俺の女房なんか、10年も口を利かなかった。あれは実に幸せな10年だった」

現在では弁当男子とかイクメンとか育休を取りますよとか、専業主夫とか、男性の家事に関わることは増えているようですが、それでも世界的な調査によれば、まだまだだよ、という話が流れてきます。

妻と夫と、それぞれ西と東の出身だったりすると、鍋料理に使うネギを直角に切るか斜めに切るかでちょっとしたもめ事になったりするんだとか。

熱を蓄えるか熱を逃がすかといった、その土地ならではの慣習というかね。

シチューをご飯にかけるかかけないか、なんてのに似てるかもしれない。

台所仕事で食器を洗う、っていうことで見ていくと、ま、食洗機があるお宅も多いと思うけど、洗った食器を重ねるか重ねないか、置き方ひとつでも諍いに発展してしまったりするわけで、それ以前に、夫が洗った食器を 「汚れが落ちてないじゃない ! 」 とやり直したりってことも。

洗濯物の干し方、たたみ方、しまい方、掃除の仕方とか、もめる地雷が実はあちこちに埋まってたりしてて、最終的に夫がすることは朝のゴミ出し、に落ち着いたりしてしまうのではないかと。

妻の方では、夫のやり方進め方が 『正しくない』 という意見が出るのだけれど、一般的な家庭で、日々の暮らしの家事に、正しいとか正しくない、というのは存在しない。

100件の家庭があれば100通りのその家庭ルールの家事がある。

家事は、先にやった者のやり方が正義になる。
その正義に反すると、お咎めをいただくわけなんだけれども、責める言い方を繰り返すと、夫は 「じゃ、自分でやって」 と、拗ねて手を出さなくなっていく。

至らない部分は多々あると思うけれど、そこは上手くだね、おだてて持ち上げて、手のひらでころがすように、褒めて育てていくのが近道だよと思うのだった。

ありがとうとか、助かるわ、とか、言い続けると、結構変わってくるものです。

お試しくださいまし。